夕暮れ散歩2024.9 三連休最終日

9月と言うのに

まだまだ暑い暑すぎる

都会の暑さに比べれば随分ましだ

人混みの中は掻き分けるだけで体力を削られる

汗でぐしゃぐしゃになっても着替えるわけにもいかず

首にタオルを巻いて麦わら帽子をかぶるのも恥ずかしい物である

小型の持ち運び扇風機などを使っている人を見かけると大概 オシャレさんの観光客の方だたりする。

田舎なら歩いて人とすれ違うことはあまり無い!もしすれ違う事になった場合には知らない人でも挨拶を交わす。

最初の頃 奥さんに知り合いが多い人だと思われた。

身だしなみは気をつけた方が良いのだがとにかく涼しい格好で歩ける

ちなみに奥さんは日焼け止めやら遮光100%の日傘やらで紫外線対策はバッチリだ

 

伊豆狩の川の周りのお散歩コースを

週に一度は奥さんと二人で2時間ほど

ウォーキングするのが習慣なのだが

あまりにも暑いのでしばらくお休みしていた。

夏の真昼などほとんど歩いている人などいない

日が沈んでもまだ歩くには危険な暑さだった。

 

9月のシルバーウィーク3連休最終日

東名高速道路でトラックの轢き逃げ事故があったらしい!

曇り空の夕暮れ時 少しだけ気温が下がったので

久しぶりに奥さんと二人で歩き始めた。

 

もともとは奥さんの運動不足解消の為のウォーキングであった

東京で暮らしていれば否が応でもでも

毎日通勤の電車の乗り降りや階段など昇り降りなどしているだけで

軽く10000歩くらい歩くだろうが

田舎暮らしの車生活をしていると

どうしても運動不足になる。

 

これから涼しくなればまた

毎週ウォーキングができる様になるだろう

 

お散歩は運動不足解消はもちろんの事だが

二人で歩き続けると良い事が沢山ある

とにかく会話が弾む!身体を動かすとアドレナリンやらなんやら分泌されるからだろう身体中の毒素が抜けて行く感じがする、汗かきの自分は汗と一緒によく無いものが流れでる気になる。

 

誰も知り合いの居ない伊豆に移住したばかりの頃

寂しく辛い毎日だった奥さんの文句を歩きながら聞き続けた。

自分が東京から連れ出したのだから申し訳ない気持ちで一杯だった。

奥さんのお仕事が見つかった頃には

奥さんの会社の人間関係の愚痴など聞き続けた。

奥さんの暮らしが落ち着いた頃には気がつけば自分が奥さんに仕事の愚痴を聞いてもらっていた。

 

そんな自分の仕事の愚痴はと言うと東京で暮らしていた頃の事を思うと本当に取るに足らないどうでも良い事を喋っているらしい!

くだらない 小さい悩みだなぁ!

で済んでしまう程のどうでも良い事が今の自分にとっての問題の様である。

2時間おしゃべり続け家に着く頃にはスッキリしてる

心も体もクタクタだけど軽やかな気分になる

なんの変わり映えもしない三連休最終日の河原

観光客の車が家路に急ぐ国道の渋滞

これから東名高速道路の渋滞が待っているだろう!そもそも東名に乗るまでも大渋滞だ!

そんな事を色々考えながら

今日もまた何気ないウォーキングを終える

天城の『あまご』の三平汁(お料理備忘録2024.9月)

潮汁という汁物は全国各地の郷土料理として存在している立派な吸い物だと思う。

基本 魚に塩をまぶし寝かせ

その魚を煮込み味付けは塩漬けの魚の塩分で味付けするシンプルながら繊細な料理だと思っている。

上手に美しく美味しく作るのにはかなり技術と経験が必要になる。

こういうシンプルで難しい料理が

料理人にとってやりがいのある仕事だと思う。

大阪の方では塩サバを使った舟場汁

石川の方ではブリのカス汁など全国に色々な潮汁がある

北海道では石狩汁として味噌味で仕上げる物が有名だけど

塩鮭で作る『三平汁』と言うものも

北海道を代表する郷土料理だ

場所によって使う具材など様々だけど

ジャガイモ 大根 にんじん 生姜 ネギ いんげん など具沢山な鍋の様な物もあるが

料理屋のお椀として出汁を楽しませる一品として自分は考えて作っている

(椀 刺 わん さし)と言う言葉があるのだが…お椀は日本料理のメインの一品だ…昔の話しになっているかもしれないけど

昔の修行時代は皿洗いや掃除などから始まり魚の下処理から魚を捌く

それから焼き魚の切り身を切り

その次その次とステップがあり

やっとお刺身を切らせてもらえる様になるものだった!

そもそも魚の前に野菜を切れる様にならなければいけない!

お出汁の仕事や煮物の仕事はその更に先にある仕事だった。

気が遠くなる。

話しがそれまくるが、それほど

お椀の仕事と言うのは気合いが入る

そして喜んで頂きたい。

魚の塩漬けと野菜を酒と水と昆布だけで火を入れて仕上げる

出汁は透明なまま一切濁らせず

味はクリアで生臭さは無い状態

まさに職人仕事だなって思う。

本来 捨ててしまう様な魚の骨をご馳走にする良い仕事だな!

ハーブを育てるおじさん

田舎に住んでいると採れたてのお野菜が

格安で手に入る

東京でお料理を作っている頃は季節毎に

お野菜料理が主役になるのだ

わかりやすく春の山菜 筍

秋の栗 銀杏 松茸やら

天王寺蕪とか万願寺とうがらしなど

かっこいい名前の野菜とか

野菜だけで煮物や焼き物の主役の一品になるのだが

東京では業者さんか市場でしか手に入りにくい

手に入らないし美味しいから価値がでる

東京の料理屋さんに通い慣れた方なら

名前を聞いただけで喜んでくれる野菜が

田舎では普通の値段というか格安で手に入る

なんなら山々や里から詰んでこれる

筍などお金を払って買ってまで食べる物では無いらしい

とても嬉しい事だが

地元の人にとってはただの野菜料理になってしまう。

伊豆では生のワカメも収穫があるので

超新鮮な若竹煮を作ることもできるし

美味しいそうな新鮮な茄子があれば

茄子田楽だけでも立派な一品だし

こういう料理の価値は都会の人にこそ響くな

観光地アルアルだけど地元の人に良いところ教えて下さいと尋ねると『何にも無いよ!』と言う答えが帰って来る見たいな感じだな

 

そこにあるのが当たり前なら

それは空気の様な物だ

 

山や川や毎日変わる雲を見るだけで

感動できるのは都会で暮らしたことがある人の特権だ!

 

毎日 新鮮な野菜が手に入るのだけど田舎では逆に高い野菜

いわゆる飾りに使う花穂紫蘇とか

食用のお花やらちょっと変わったハーブなど

そこら辺には売っていないので

業者さんにお願いして仕入れると法外な値段を請求される事になる!何度も業者さんと揉めまくった!

 

それでもカッコつける料理を作る為にどうしても欲しい時は泣く泣く高い買い物をするしか無いのだが…

 

それなら育ててやるぜ!

と言う事で何度も失敗して

枯らしてきたが

どうやら今年あたりからハーブや大葉や食用花の栽培に成功した感じがする

倉庫の裏でせっせとハーブを育てるおじさんの話しです。

守山八幡宮『伊豆の国市 韮山』鎌倉殿の13人の舞台から

NHKの大河ドラマなど今まで見た事がなかった

有名な俳優さんが主役でも全く興味がわかなかった。

しかし小栗旬さん主役の鎌倉殿の13人

舞台は伊豆の国市

これは見ないわけにはいけないと純粋に思った。

元々歴史好きだった。

特に鎌倉時代が大好きだった。

本来 好きな武士は木曾義仲なのだが

巴御前や牛若丸の源義経も大好き!

 

なので伊豆が鎌倉幕府の始まりと言う事はしっていた。

正直 北条家は歴史ファンからすると

個人的には何ともかんじていなかったが

大河ドラマを観てから色々感じる事が変わった。

大河ドラマファンにもなったし

どうする家康も観たし今は吉高ちゃんも観てる!

 

伊豆には歴史的名所 神社仏閣が沢山ある

守山八幡宮 

源頼朝 大泉洋が兵を起こし打倒平家を祈願した神社

そんな凄い場所に自転車で行ける感動

鎌倉の有名な鶴岡八幡宮は

この守山八幡宮を真似したと言う事だ

階段を頑張ってあがると本宮がある

とても神秘的だし

この暑さのなかでもヒンヤリ霊気を感じる

自分にはパワースポットなのは間違いない

お料理備忘録2024.9月マグロの皮の煮凍り

前回のマグロのカマを使い切る

骨は濃口醤油の味付けで出汁を取る

薄味だと生臭さに負けるから…

生臭みを抜いてもまだ生臭いので

酒や生姜やネギを使ってコラーゲンを絞り取る

寄せ鍋の出汁の様にネギマ鍋の様に取る

マグロの皮の部分は茹でるとウロコが綺麗に剥がれる

ウロコを剥がし綺麗にしてから氷で締めて皮をスライス

先にとっていたネギマ出汁でマグロの皮を煮込む

マグロのゼラチンだけで煮凍りに寄せる

天然コラーゲンと旨味たっぷりの料理だ

捨てるものだけを使った良い料理だ

伊豆の青ネギと一緒に食べるとネギトロの様に美味しい。

本鮪160キロのカマ仕入れ備忘録

本日の仕入れ

スペシャルな食材 本鮪のカマ

 

東京にいた時は豊洲にも通ってたけど

築地の場外にも通ってた。

野菜は築地の場外で揃えていた。

築地のかつお節屋さんには

ほぼ毎日通ってた。

今の様に観光客も多くなかったし

外国人の方も殆どいなかった。

豊洲が出来たばかりで

海鮮目当てのお客さんは皆

豊洲に行っていたと思う

 

現在の築地場外の事をテレビで見ると

本当に良かったと思う

 

豊洲に市場が移転する前は

お決まりのルートを一回りすれば

簡単に仕入れが終わった物だ!

野菜も一緒に買えた。

馴染みのお店も沢山あった。

 

市場が豊洲に移転して売り場が

桁違いに広くなった。

馴染みのお店を探すのにとても

苦労した記憶がある

仕入れに使う時間も倍になってしまった。

 

今は魚屋さんも一軒 

沼津の市場にも顔をだすけど..

八百屋さんは道の駅をはしごしたりするけど..

 

東京にいる時にくらべれば

とてもとても楽ちんだ

しかも

比べ物にならないくらい良い食材が手に入る

マグロのカマトロなんか

東京にいた頃は買えなかったなぁ

お寿司をつくれば一貫2000円くらい

もらっちゃっても怒られないレベルだ

 

そうだ純粋に日記を書こう

50歳過ぎて伊豆市に移住して

50歳過ぎて身体を鍛えるようになり

何かしなければと思い

何となくワードプレスをはじめてみて

邪心や雑念の塊の様にYouTubeで勉強し

とりあえず30記事あげてとか

一回で何千文字書くとか

SEOやらアフリエイトやら調べて

何かやろうと思ったけど

まだまだ元気にお仕事できてるし

ジムで筋トレできてるし

色々考えて純粋に今の暮らしの

日記を書こうと決めた。

日々の生活を切り取るだけで

書く事が毎日沢山ある。

都会の生活と田舎の暮らしの違いやら

都会では出来ない田舎ならではのよいところや

毎日仕入れる野菜や魚の事

お仕事で作るお料理の事

なるべく楽しい事

思いついた事をちまちま残していこう

奥さんが楽しく読んでくれる様な日記にしよう!

田舎は信号が少ないけど横断歩道には気を付けて!

50歳を過ぎて奥さんと二人で田舎に移住しました。

三年の月日が経ちました。

田舎は信号が少ない!車はブンブン走れます。

そのかわり信号のない横断歩道も沢山あります。

田舎はほぼ歩いている人がいませんが

全然いないわけでもありません

横断歩道は歩行者が最優先です。

横断歩道に人が立った瞬間に車は手前で止まらなければ

それは違反になってしまいます。捕まり罰金です。

なので基本、横断歩道の手前ではゆっくり走ります。

なんども捕まっている人を見ます。

田舎の暇なお巡りさんは横断歩道の横で待ってます。

旅行・観光で田舎に来る人は注意したほうが良いですね

都会ではほぼどんな場所でも信号がありますから

そんなことを気にするドライバーはあまりいませんよね

私も東京に帰り信号のない横断歩道に立って待っていても

車が止まってくれた経験はありません。

本日の写真は「サザエのイチゴ煮 青のりゼリーかけ」です

本当はアワビとウニを煮ることをイチゴ煮っていうんですけど

さざえでも似てるかなぁと思って作ってみました。

都会の通勤時間を考えると田舎時間では週休4日以上になるね「秋のお料理ほう葉包み焼」

50歳を過ぎて田舎で働き始めて三年過ぎました

東京で暮らしていた時は通勤やら移動やらで

毎日、往復3時間くらい消費していたと思います。

週5日働いたらそれだけで15時間消費しています。

それだけで二日間分の仕事時間です。

私の今の職場は自宅から車で10分くらいなものなので

往復20分くらいです。

しかも車通勤なので夏は涼しく冬は暖かい

冬はコートの準備もいらず雨でも傘はそれほど使いません

お握りを食べながら通勤もできます。

通勤・帰宅途中に日々の買い物もできちゃいます。

ドライブ気分も味わえるかもしれません!

この準備時間の差は凄いことです。

田舎の人にとっては普通ですが

都会で暮らした事のある人にとってはとてもありがたい事です

毎日、得した気分になれます。

毎日数時間得しているので毎日残業しても全然平気です・・・

がそれは都会で暮らした事のある人の感覚です。

田舎で生まれ育った人にとっては当たり前のことなので

当たり前のことには感謝ができません

私もそのことに気が付くのに少々時間がかかりましたが・・・

頑張っているつもりは全く無かったのですが

都会時間で生活をしていると田舎時間で生きている人にとっては

かなり迷惑な存在になってしまうようです。

やりすぎだぜ!って思われてしまいます。

協調性って大切ですよね!って改めて気が付きました。

そんなわけですが暦の上ではもう秋!まだまだ暑いですが

本日のお料理は秋が来たら定番の「ほうば焼き」です

ほう葉に秋の味覚を包み甘いお味噌で葉っぱごと焼いてあげます。