古民家で暮らさない畑も耕さない在宅の仕事もしない50歳過ぎてからの田舎暮らし
伊豆移住の料理人日記
私が住んでいる場所は
静岡県伊豆市と言うところです。
海のイメージが強い伊豆ですが
私の家の周りは山にかこまれています。
ただ車で15分くらいはしると
一番近い海を見る事ができます。
観光地でもある場所なので
車を少し走らせば観光名所ばかりです。
伊豆堂ヶ島は奥さんのお気に入りです。
船に乗って洞窟をまわります。
まさしく『青の洞窟』そのもの！
ただ海の荒れ方しだいで
良くクルージングが欠航します。
かなりの確率で欠航します。
近くに住んでいても3回に2回は失敗します。
一回で乗れる人は日頃の行いが
良いのでしょう！
お山ぐらしですが
海が見たくなったら直ぐに行ける事に感謝です。
2024年台風13号が週末に
せまってくるそうで…
前回の台風10号もすごかった！
私の家から車で30分くらいで
石川さゆりさんでゆうめいな
天城越えの天城峠があります。
別名 雨の城と呼ばれるくらい
良く雨がふります。
先日の台風10号の時には
1時間に10000ミリくらいの
雨が降ったとか…それは1メートルだ！！
幸い川の氾濫も無く災害にもあわず
無事でした。
もう少しで始まる紅葉シーズンには
最高の峠です。
有名な浄蓮の滝も季節毎に
楽しめます。雨の降る量で
迫力もかわります。
時間があれば釣りも楽しめます。
基本はニジマスですが
あまごがつれます。写真の料理は
あまごの塩焼きです！
上手に焼き上げると丸ごと
頭からたべられます。
私は５０歳を過ぎた頃に東京から田舎に移住しました。
子供たちも成人したので奥さんを説得して
二人で田舎暮らしを始めました。
最初は普通に大変でしたが３年も経つと落ち着くものです
引っ越しは大変ですしね
知らない土地で暮らすのは田舎でなくても大変です。
私の都合で奥さんを巻き込んだので奥さんの気持ちが最優先です
そもそも奥さんは田舎が嫌いです。
暗いところも嫌い！虫も嫌い！鳥も大嫌い！
移住当初は鳥の鳴き声で目を覚ますことでブチギレです。
ウグイスの奇麗な鳴き声も許されません！
まあ ３年過ぎれば慣れて落ち着きます。
先日 二人で川沿いをお散歩している時に偶然
カワセミが二匹目の前を飛んでいきました。
まさしく幸せの青い鳥！奇麗なコバルトブルーの鳥でした。
鳥嫌いな奥さんも感動していました。
もう一度 出会いたいと心から願っていました。
奥さんと二人でカワセミに出会えたことに感謝です。
本日の写真は毎日 通っているJAの道の駅の野菜たちです。
東京で仕入れたらかなりの出費になります。
それぞれ野菜だけで主役になる逸品です。
お料理のお仕事をしている私にとっては毎日感動です。
地元の人にとっては何の変哲もない普通の野菜のようです。
田舎に移住するためには古民家を買って
リフォームして畑で農作物を育てるみたいなイメージが
ある人もいると思いますが
私は２LDKの賃貸アパート暮らしです。
家賃も６万円ほどしかも広いです！
東京で暮らしている時は１５万円の家賃で１LDKでした。
田舎暮らしといっても歩いて買い物に行けます。
スーパーもホームセンターもあります。
ですが車で１０分も走れば大自然です。
山がありシカが歩き夜には満天の星空が広がり
帰宅すると玄関にはクワガタが群がってます。
得体のしれない水戸事のない虫も群がってます。
ただありがたい事にゴキブリはほとんど見ません！
ゴキブリ嫌いな私にとっては感謝しかありません！
どうやらゴキブリを食べちゃう
でっかいクモがいるらしいです。
そのお話を聞いてからクモは大切にしようと決めました。
本日のお料理の写真はピーナッツカボチャという
カボチャのポタージュのようなものです。
すり流しと言っておだしで滑らかにしてます。
ウニやらジュンサイなんかを使ってるところが
料理のお仕事をしている人っぽい！
５０歳を過ぎて東京から静岡の田舎に移住して三年たちました。
東京で生活している時は港区で日本料理のお店をやってました。
田舎暮らしも落ち着きワードプレスとやらを始めてみようと思います。
現在は料理の仕事をしながら田舎移住者特有ノンビリ生活をしてます。
田舎暮らしで感じること 日々の美しい景色
料理人ならではの田舎ならではの新鮮な食材
それを料理することを書き残していこうとおもっております。
５０歳すぎると体も心もガタガタになる人もいますよね
私もガタガタでした。
都会の生活は毎日が戦いですよね
田舎で暮らしてみて感じることがたくさんあります。
そんな日々の生活にお付き合いしていただけると嬉しいです。