伊豆暮らしのおじさん50歳過ぎてから初めてヨガを習う。

50歳も過ぎたおじさんになると中々他人の言う事は聞けなくなる物だ!頑固爺ィに向かって一直線だ。

幸い自分には今ジム仲間の先輩がいる。先輩の話しは黙って聞く事にしている。

その先輩がヨガにも通っていた!

必死に筋トレの毎日で身体が大きくなった分、身体硬くなってきたのは気がついていた。

筋トレを必死でやってる時間しか無かったのでストレッチなどやっている時間が無かった。

毎日、忙しく精一杯生きている。

良い事だ!

朝早くからお仕事をして毎日のように魚と野菜を買いに走り、その合間にジムに行き余裕があればサウナに行き更に余裕があれば自転車に乗りバイクで峠を攻める。

毎日必死だ。

たまに電池が切れて身動きがとれなくなる。

そんな訳で1日1時間の筋トレは闘いだ。

ジムでヨガ教室があるのは知ってはいたが、筋トレ1時間にヨガ1時間の合計2時間を費やすのは過酷な状況だったが先輩のススメもあって重い腰をあげてみる事にした。

 

結論から言えば全くついて行けない!

身体が全く曲がらない。

あぐらをかき続ける事が出来ない。

色んなポーズがあるが、どれも満足に出来ない。

 

ヨガと言う物がこれ程、過酷な運動だと言う事を50歳過ぎてから初めて理解した。

 

とても良い体験だ!

そして疲れた身体が軽くなる。

初めて知ったヨガだけど、これはとても良いものだ。

とりあえず自分が通える初級コースは週2回ある。

 

筋トレは毎日続ければ良いと言うものでは無い。

 

そんな訳でこれからは週2回のヨガに合わせて筋トレスケジュールを組む事にする。 

 

3回ほどヨガに通ってみたが、

先輩が今度はエアロビクスに誘ってきた。

50歳過ぎのおじさんは毎日必死に生きている。

伊豆國の神社参拝紀行R6.10.16(伊豆市軽野神社)

伊豆市軽野神社

式内社の1社だ。

由緒正しい神名帳に記された神社。

時間が出来ると神社参拝巡りをする。

50歳過ぎのおじさんの趣味の一つだ。

最近覚えた式内社と言う神社を探してはお参りに行く!

伊豆市には3社あると言う事だ。

その中の1社

国道136号線を修善寺から河津方面へ車で10分程でつく!

今回はすんなり着けて良かった。

と言いたいところだが、実は最初に向かった神社は伊豆市の倭文神社と言う神社だった。

山道を登りSiri先生の言う通りの場所まで辿り着いたのだが車を駐車する場所も無く引き返し国道まで戻り、そこから徒歩で目指したが草木に覆われた険しすぎる場所で断念した。

住居や畑などに囲まれた場所で勝手に入る訳にもいかず、民家を避けて進もうとしても道がなく山道を突き進むのは苦手では無いが、これだけ普通にたどり着けないのには、訳があるのではと思い参拝を諦めた。

地元の人では無いので分からないが禁足地と言う場所なら引き返すのが正解だろう!本当の事は知らんけど!

式内社であるはずでSiri先生も知っているのだが辿り着けない場所もあるのだな!

倭文神社を諦めてから近くの軽野神社を目指した車で30分弱の移動だ!またもSiri先生にお願いして近くまで連れて来てもらったが、バス停の停留所の名前が見えなければ通り過ぎてるだろう!

何事も無い平和な休日を神社巡りで過ごすのは50歳過ぎたおじさんならではのささやかな幸せだ。

仕入れ備忘録R6.10.22(伊豆天城名産ワサビの茎)

伊豆市の天城や中伊豆はワサビの名産地だ、湧き水が綺麗でコンコンと流れ出る水場と言う表現がピッタリな場所!

ワサビはその辛味成分で他の植物を駄目にするらしい!何故かクレソンは辛味成分に強いようでワサビ田に同居している!

ワサビ農家の人にすればクレソンは雑草扱いでドンドン引っこ抜かれる。たまにお裾分けを頂くのだがワサビ田のクレソンはとっても美味しい!ワサビの辛さも持ち合わせている

東京でも春先になるとワサビの花が出回る様になる。

季節のものなので料理のお仕事をしていれば好んで使うはずだ。

伊豆市ではワサビの名産地なので

花ワサビはもちろんのことだが

茎ワサビと言うワサビの茎が年中販売されている。

多分、間引きしないとワサビが大きくならないのだろう!

茎ワサビはお土産屋さんなどで売られているワサビ漬けの材料になる。

酒粕などで漬けこんだものだ。

ワサビの花や茎を茹でる時に

ちょっと変わった料理方を使う。

普通のお野菜と同じく料理すると

色も香りも悪くなる。

完全に沸騰したお湯では茹でない!

茹でる時には塩も使うが砂糖も使う。

とにかく色と風味を一番に考えて料理する。

自分は茎ワサビのお浸しを色んなお料理に掛け合わせて使うのが好きだ。

ワサビの香りと風味と色合いが色んな食材と相性が良い。

牛肉のしゃぶしゃぶに混ぜても最高だと思う。

同じ伊豆の名産、原本椎茸の肉厚の物をスライスして椎茸と同じ歯応えになるアワビのスライスをさっとしゃぶしゃぶした物を一緒に漬け込む。

仕入れ備忘録R6.10.22(北海道のブランドキンキ)

キンキ!しかも金のタグ付き!

ブランド品だ!

越前蟹などについてる腕輪と同じだ!

普通に豊洲で買えば一匹8000円オーバーの高級品!

しかも5本

しかも凄く鮮度抜群!

ここまで光り輝くキンキは地方ではなかなか出会えない。

 

仲買さんがお付き合いで買わざるしか無かった物を売り先が無いからと声をかけて頂いた。

駿河湾産のど黒と価値が被る為

高級店の方ものど黒を仕入れているので買い手が見つからなかった様だ!

大体市場に出回るサイズは200gくらいだが今回のキンキは300gある!

かなりでかいサイズだ。

パンパンに肝まで詰まっている。

あん肝と同じ処理をする。

塩で締めて蒸しあげる。

頭はお吸い物様に仕込み

骨はコラーゲンを搾り取る。

身は昆布で締める。

お寿司を作れば最高だろう。

今回は皮目を炙ってキンキのコラーゲンゼリーで食べてもらう。

キンキの炙りの下に蒸した肝を忍び込ませてみた。

裏漉ししてソースの様に下にひくのもアリだったろう。

冷製スープの感じだ。

誰がたべても美味しいと言って貰える料理になっていると思う。

日記を書いているのは思いついた事を忘れない様になるので、とても良い事だ。

伊豆市のおじさんアトラス彗星を求め(西伊豆土肥旅人岬)R6.10.20

アトラス彗星!

今見なければ次に見えるのは

80000年後にしか見れないと言うニュースをたまたま奥さんと二人で見た。

R6.10.20

この日が一番の見頃だと言う事を知り何処で見られるのかを調べ上げ

伊豆市の土肥の旅人岬と言う場所で彗星が撮影されたのを見つけた!

 

他にも色んな場所で撮影されていたが具体的な場所が分からない!

旅人岬は場所がハッキリ分かる。

目的地は決まった。

土肥は同じ伊豆市なのだが西伊豆になる。修善寺からだと峠を越えて車で40分弱!熱海に行くのとさほど変わらない。

西の空に金星が浮かび、その近くにアトラス彗星が現れると言う話だった。

西の方角に見えるのなら西伊豆に行けば間違いなく見えると信じた!

日没から1時間が勝負と言う情報だった!

 

時間を逆算して家を出発!

峠を越えるのだが、

田舎の峠道は地元の人の生活道路でもある。

普通の車が走り屋並みのスピードで走っている場合が多い。

 

自分の奥さんは安全運転が大好きなので、あまりスピードを出したり激しいコーナリングが苦手だ。

 

しかし今日に限って前を走る車も後ろから迫る車も飛ばし屋だ!

安全運転では前を走る車に置いていかれ、尚且つ背後から煽られる。

譲れる場所があるなら道を譲りたいがそんな場所は無い!

まぁ20分程で峠を抜けるので気にしなければ良いだけの話しなのだが

安全運転で尚且つハンドル捌きとブレーキに細心の注意を払いスピードを上げた運転の為に予想していた時間よりも早く目的地についた。

 

夕陽が綺麗で有名な西伊豆だが太陽はほぼ沈んでいた。

日没は17時03分

そこから2時間が勝負!

そして今日は気温がいきなり低い!

雲が分厚い。

珍しく奥さんもアトラス彗星が見たいと意気込んでいたので、どうしても見せて上げたかった。

 

寒空の下、星を探して2時間も空を眺めていたのは生まれて初めてだった。

奥さんも同じ事を言っていた。

考えてみれば奥さんと二人で星を探すのは初めてだった。

お月様や普通に星空は二人で眺めたりするのだが、探すと言う事をした事は無かった。

 

結論から言うとそこまで頑張ってみたのだが発見する事が出来なかった。非常に残念な結果に終わった。

 

出発する前から天気があまり良く無かったのだが

奥さんの行って見えなかったとしても行かないで見なかった事の方が後悔が残る!

と言う何かの名言の様な言葉をパワーに変えて西伊豆土肥に向かったのだが、夢は叶わなかった。

 

しかし2時間星空を眺めていたおかげで流れ星を3個見る事が出来た!

なんだかそれはとても嬉しかった。

つぎは流星群を狙って見ようと思う。

帰りに伊豆の国市にある

はま寿司で夜ご飯を食べた。

アジフライがとても美味しかった。

伊豆市のおじさん!花火を観に熱海に行く(熱海海上花火大会R6.10.19)

伊豆市修善寺から熱海まで20キロ

峠を越えるので片道40分くらい!

遠くは無いが近所でも無い距離。

伊豆市に比べれば格段に都会だ。

人工的な光が圧倒的に伊豆市に比べれば多い!眩しいくらいに明るい。

 

本日はお仕事を早めにに切り上げて

熱海の花火大会に行ってきた。

花火大好きの奥さんに喜んで貰いたくて仕事が終わってすぐに奥さんをピックアップして熱海まで車を飛ばした。

 

花火も楽しみだが熱海の夜景も素晴らしい。

同じ伊豆とは思えない程の世界だ!

 

普段から漆黒の夜を暮らしているのでキラキラを見るととても興奮する。

たまに帰る東京などは大はしゃぎしてしまう。

 

一年を通して熱海では何度も花火が上がるのでタイミングが合えば頑張って熱海に向かって車を飛ばす。20時20分から花火がはじまるのだが19時くらいまでお仕事をしてから40分くらいかけて熱海に着くのだが、その時間では駐車場難民になるのは確定する。

遠くから来る人は絶対早めに着く様にしないといけない!

わざわざ渋滞を潜り抜けやっとの思いで会場に着いたのに車を置ける所が無く街中をグルグルしてれば間違い無く喧嘩になる!

気をつけた方が良い!

 

東京の花火大会に比べれば打ち上げ数は圧倒的に少ない!

時間にして20分なのだが

しかしながら、とにかく一発がでかい!

そして海の上の花火は会場に映る光がとても美しい。

夜景をバックにあがる花火は田舎暮らしには刺激がある。

夜景と海と花火を同時に観る事が出来るのは最高だ!

何より涼しくなってからの花火はとてもありがたい。

涼しいと言っても半袖であまり暑く無い!と言う物だ。

10月も半分過ぎたと言うのに体感は秋では無い。

 

田舎の観光地はシーズンになると

ガンガン花火があがる。

花火大好きの奥さんが盛り上がる!

8月には近所だけでも1週間に4回くらい

花火を観る事ができる。

歩いていける会場もある。

田舎の花火は最高だ!

 

東京の花火の打ち上げ数の多さは見事だと思う。

自分も東京暮らしの時には色んな花火会場に通った!

隅田川や荒川も江戸川や板橋など

出掛けて行ったが

都会の花火大会はまさしく戦いだ!

丸一日動いてヘトヘトになる。

 

1時間以上かけて場所取りの為に少なくとも3時間以上前に現地に入り、灼熱の中じっと耐える!

花火が終わった後は最寄りの駅まで人の列が繋がり駅に辿り着くまで何時間もかかる、そこから満員電車でもみくちゃにされながら帰宅する。

 

50歳を過ぎたおじさんには、とても厳しい戦いだ!

そんな事を思いだしながら熱海から車で伊豆市までサクッと帰ってきた。

お料理備忘録R10.10.18(黒ムツ低温調理、青紫蘇のジェノヴァソースと黄身酢)

駿河湾では、のど黒も獲れる地元では赤ムツと呼ばれている!日本海ののど黒が有名だが駿河湾ののど黒はかなり大型の物も獲れる。

そして黒ムツも獲れる!やはり大型の黒ムツも獲れるのだが大きくなればなるほど値段も上がる!

自分も5キロサイズの黒ムツを料理した事がある。

5キロサイズになると全身脂まみれだ!上質なバターを食べてる感じだ。

焼いたりすると一瞬で炎が回るので気をつけなければいけない。

今回は子供の黒ムツ!

最近流行りでも無いが低温調理で下処理をする。ボニークと言う機械を使う。

この機械のおかげで殆どオーブンは使わなくなった!

憧れのスチームコンベクションも必要無くなった。時代は料理の世界もドンドン進化しているのだな!

家電量販店のキッチンコーナーを暇な時間を見つけては眺めに行くのが好きだ!そしてめぼしい物はアイリスオーヤマで探してみる意外と似たような安価版がある物だ!

下味をして真空パックしてボニークにかける。 

自分は魚の長期熟成をするよりは低温調理が好きだ。

保存が効くのも嬉しいし味が劣化しないのは助かる。

身がふっくら仕上がるし、下処理と味付けが良ければ、そのままでも充分過ぎるほど美味しい!軽く表面を炙るだけで高級な味わいになる。

薬味で食べても美味しいが、サラダにして手間暇かけたドレッシングをかけるのも良いと思う。

泡だてた生クリームをかけたり、お魚の出汁から作ったゼリーをかけたりと料理の種類は無限に広がる。

ちなみに赤ムツ!いわゆるノド黒は

また違う調理方と保存方が良いと思う。

仕入れ備忘録R6.10.18)特大熱海産ハモ1メートル)

超でかいハモ!1メートルを超えている!

市場で全く買い手がつかなかったそうだ。あまりにもデカいと売れない様だ。

熱海の網代と言う場所で水揚げされた魚だ。

お世話になっている仲買さんが生きている状態の物を神経締めにしてくれたらしい!鮮度は抜群だ!ただデカい!

ハモは恐ろしい!元気なハモにもし噛まれでもしたらとんでもない事になる!一瞬で何度もかガブガブやられる。絶対に噛まれては行けない!

すっぽんは一度噛み付くと離さないと言われるがすっぽんは一噛みだけなので痛いけれど何とかなる。

ハモだけはまじで噛まれたら終わる!

そんな恐ろしいハモの更に恐ろしくデカいハモ!神経締めするなんて凄い技術だ!

珍しい物が手に入るといつも仲買さんは自分に声を掛けてくれる!自分はどんな変わった魚でも断った事が無いからだ!

早速デカいハモを捌いてみた!

デカいまな板に収まらない尻尾を切り落として捌いてみた!

ハモは骨が沢山なので骨切りと言う包丁技で食べられる様にするのだがデカいだけに骨切りしても骨が硬すぎて食べられなかった。

西の方ではデカいハモはフライにしたりかき揚げで食べたりする!ミンチにしてお団子にしたりもする。

今回は神経締めのフレッシュ感満載で食べて見たかったので、

ハモは極薄にスライスしてさっとお浸しにしてみた!骨が気にならないで食べれるようだ。

修善寺名産の原本椎茸のお浸しを作り伊豆天城の名物、ワサビの茎と一緒にハモを漬けこんだ。

ピリ辛の椎茸の香りたっぷりの鱧が出来たと思う。

伊豆の食材だけを組み合わせた良い料理だと思う。

50歳過ぎから伊豆暮らしおじさんの伊豆の神社参拝紀行(伊豆市大宮神社)

日本全国に神社は8万社以上あるらしい

式内社!

簡単に言えば、

延喜式神名帳と言う古書が1000年以上前に書かれ神様がいらっしゃると認められた神社が記されたのだが、それが全国に3千社くらいあるらしい。

その認められた神社の事を式内社と呼ぶらしい!

なので式内社とは、その大小や有名無名に関わらず格式が高い神社になると言う事だ!

その式内社3千社の中の百社近くの神社が伊豆國にあると言う話しだ。

伊豆國と言うと伊豆近隣の島々も含まれるので三宅島なども含まれるのだ、何なら島々の神社の方が多いくらいだが

それでも由緒正しい格式が高い神社が沢山あると言う事だ。

伊豆自体が、パワースポットなのは間違い無い。

と言う訳で自分が暮らす伊豆市の神社から参拝してまわろうと勉強してみた。

 

以前は御朱印集めに気を取られてしまっていたので、神社の勉強よりも御朱印が貰える神社を探していた!

それはそれで楽しかった。

 

伊豆市の式内社は三社ほど見つかり今回目指したのが大宮神社!

修善寺から伊東市方面に向かう途中にある。

大宮の森と呼ばれるその名前どおり神社自体が森になっている。

ナビの通りに国道から細い道に入ると見えてはきたが車を停められる場所は無い!しかも来た道に帰る為にUターンできる場所も無いので細い道を突き進むしか無い。

ナビを設定するなら、ここ伊豆市資料館に設定するのが良い。

気を取り直し伊豆市資料館に車を置かせて貰い、徒歩で大宮神社を目指す。わかりきっていたがとても格式高い神社の扱いでは無い気もするが

かなり格式が高そうな雰囲気を醸し出している。空気も違うパワー溢れている感覚満載だと思う。

流石に御朱印は置いてないようだ。

1000年の歴史を感じる事ができる神秘的な場所だ!何度でもお参りに来たいと心から思える場所だ。

しかし伊豆には有名な神社仏閣が本当に多い!名所なども多い!その他に海もあれば美しい峠や滝がある、地元以外の方達はやはり有名な場所を先ず見て回るだろう!自分も観光で他所の街に行く時は名所に行くだけで精一杯だ!

なので伊豆市で暮らしているからこそわざわざ目指す事が出来たと思う。

50歳過ぎてからノートに神社リストを手書きで作った。久しぶりに何ページも文字を書いた。何だか学生時代に戻って勉強している気持ちになり少し嬉しかった。

伊豆に移住してよかったと心から思える。

これから先の楽しみがまた増えた。

仕入れ備忘録R6.10.15(駿河湾産アカラサ 姫子鯛)

沼津で揚がるアカラサ

正式名称は姫子鯛!

とても可愛らしくて美味しい魚だ

小さな小魚ながら天ぷら屋さんに大人気の魚

本日はとっても小さいサイズ

わずか数百円で買えた!

これが二回り以上大きなサイズになると10倍の値段になる。

大きなサイズを選んでよけて余った小さなサイズを分けてもらう感じだ。

ただ小さいサイズでも味は美味しい!

鮮度の良い物はお刺身でも美味しい!

皮目にお湯をかけたり炙ったりするのも良い!

が小魚なのでとても手がかかり時間がかかる。

やる気と元気がある時にしか出来ない仕込みだ。

本日は他の鮮魚の仕込みも沢山あるのでエラと内臓をとって下味に漬け込むまでにした。

それだけでも時間はかかる。

骨が柔らかいので唐揚げにすれば丸ごと食べられる。

南蛮漬けにすれば普通なので少し考える事にしよう。

小さな鯵よりは手がかからないかも知れない。

若い頃はお魚の勉強をする為に市場や魚屋さんにお願いして魚を触らせて貰ったものだ。

最初はひたすら小魚と戦っていた。

アルバイトですら無く報酬は魚の頭や骨だった。それをお店に帰って焼いたり煮たり勉強した。

それが仕入れをする様になった時に威力を発揮して良い魚を買える料理人になれるものだった。

時代が変わるのは悪いことではないし、1日のスピードが昔とは格段に違うから仕方がない。

便利な世の中を昔と同じスピードで生きても仕方がない。

お料理の仕事もどんどん新しい機械が開発されて便利になっている

50歳過ぎたおじさんだけど、まだまだ新しい事に出逢えるのは嬉しい。