お刺身の盛り合わせ。
今回はいわゆるトロの部分だけの盛り合わせになった。
魚の腹側だ!
腹側は脂がのり背中側は歯応えがある。
北海道産の10キロ越えのブリが買えた。
そもそも自分の若い頃には北海道ではブリがいなかった。
ブリと言えば富山のブリが有名だが
今は北海道のブリはとても良い。
温暖化の影響は間違いないだろう。
ブリは普通に寄生虫が多い魚だ。
気持ち悪いと思うかも知れないがごく当たり前の事だ。
北海道のブリには寄生虫が少ない。
とてもありがたい。
一本買いでお魚を捌いて寄生虫だらけの時は泣けてくる、これだけは捌いて見ないと分からない。
養殖の魚には寄生虫はつかない様になっているらしい。
餌や環境に工夫があるのだろう。
最近の養殖のお魚は昔に比べてとても美味しく安全だ!
プール育ちのフグやヒラメが有名だ
流石に一本は使い切れないので半分だけ売ってもらった。
半分にすれば安心なのもある。
寄生虫の判断ができるからだ。
お刺身で使いきれない分は直ぐに焼き魚様に仕込む。
味噌漬けや粕漬けが美味しい!
ブリと言えば照り焼きなのかもしれないが。
血合いの中落ちだけでも立派なお料理になる。山椒煮にすると高級っぽい味わいになる。血合いだけでも脂があり美味しい。
新鮮なブリは血合いも生臭みが少ない。
カマはやっぱり塩焼きが最高だ。
炎があがるほどの脂だ。
天然ものはこの脂の美味しさが上品なのだ。
大きなカマを食べ切っても50歳過ぎたおじさんの胃袋にも負担が少ないのが嬉しい。