お料理備忘録R6.9.25(大黒シメジの信田煮)

秋はキノコ!わかりやすい。

がキノコハンターの方は夏に狩りまくるらしい!天然のキノコは価値が高い!松茸はその代表で松茸の栽培と言うのはまだ出来ない!だから高級なのだろう。

早松茸と言う夏に獲れる少し小さめの松茸は秋の松茸に比べるとかなり安価だ。

秋の高級日本料理店の値段は殆ど松茸代に消えて行く様に思えてしまう。

秋のど真ん中に松茸を使えるかどうかは高級店の気合いなのだろう。

気合いの足りない自分は

『香り松茸、味シメジ』の言葉のチカラを借りてシメジ料理に精を出す。

植物性の食材に旨味を足すなら動物性の食材を掛け合わせるのがセオリーだけど素材の味を全面に打ち出す時には、それはやってはいけないのもセオリーだ。

なんなら食材によってはカツオ出汁も使わない!それはもはや精進料理と言う事になる。ビーガンさんやベジタリアンさんにはとても良いね!

そんな訳でデカい大黒シメジと言うキノコ!丹波シメジとか最近は美味しいシメジが色々作られている!最近でもないか!

油揚げを使う料理は信田と呼ばれる 

信田巻きなどは日本料理では有名だ!まあ昔の料理だけど!

油揚げと昆布出汁でシメジを煮る!昆布出汁だけよりもコクが出て少しオイリーな感じになる!香りつけに、近所で山の様に収穫できる花柚子と言う柑橘果物を入れてあげる!

この花柚子!季節になると殆ど無料だ![頂き物にはお返しが必要なので]

そんな感じでお料理してあげると

何と無く松茸の土瓶蒸しを食べてるかの様な錯覚をする出来栄えになる。

秋の松茸を買う勇気が無い精一杯の努力だ