
ベジタリアンの為にお野菜料理を用意する。
お料理のお仕事を始めた頃の昔は
アレルギーや苦手食材などの
対応など無かった時代だった。
『食べられない物は残せや!』
と言う強気の時代だったと思う。
好き嫌いを言う文化も無かったな!
牡蠣や鯖に当たったとしても
『運が悪かった』で
済ましていた人が多かった。
そもそもアレルギーもそれ程
ハッキリ判明もしてなかったと思う。
時代は変わり
今は検査で細かく分類されて
結果が出てしまっているようだ!
日本料理は、やっぱり
お魚をお料理するのが醍醐味
なのだが
お魚が食べられないと
平気で言ってくる人達も増えた!
これは困ると言うより悲しい!
それなら、まだお肉が食べられないと言う人の方が好感がもてる。
そして
最近でもないのだろうが流行りの
ベジタリアン!
ベジタリアンにも色々と種類があるそうなのだが
乳製品は大丈夫とか
お出汁は大丈夫とか
卵は大丈夫なんて言われると
かなり有難い。
そして強敵!
ガチのベジタリアン
『ビーガン』なる方達には
申し訳ないが困ってしまう。
動物性の食物を一切受け付けないらしい
正直な話し
日本料理を長い事、勉強してきた人間にとっては特に困りはしない!
昔からある『精進料理』と言う
お料理を作れば良いだけなのだが
普通のお料理を作りながら精進料理を準備するのは、とても難しい。
まぁ時間がかかってしまうのだ!
今日の、お仕事は余裕があったので一生懸命にお野菜料理を作ってみた。
伊豆市で育った色とりどりの
お野菜をお浸しにして盛り合わせた。
お野菜もそれぞれ違う調理方法で茹でているのが拘りなのだが
青い野菜は塩を多めにする
赤い野菜は少し酢を使うと
綺麗に発色する。
苦い野菜にはオイルを混ぜて茹でると苦味が薄まる。
などなど綺麗な色彩が出る様に茹でてあげる。
それを濃厚昆布出汁に漬けこむ
前菜代わりに派手なお野菜料理になっていると自分では思っている。
日本と言う国は幸せな国だ!
水道の蛇口をひねれば水がガンガン出る。
日本と言う国しか知らなければ、それは当たり前なのだが
水の少ない国や水が綺麗では
無い国だと
お野菜を洗う事も出来ないだろうし
茹でてから水にさらす事もしないだろう。
綺麗で美味しいお浸しと言う
お料理も日本ならではだなぁ
と
幸せを噛み締めた今日この頃の伊豆市暮らしのオジサンだ。