伊豆市暮らしのおじさんプチ船の旅で命の大切さを知る(真鶴観光船R6.12.22)

本年度最後の奥さんと二人一緒の休日

しかもお天気は快晴。

世間では、あと少しでお正月休みが

待っているのだろうが

自分はこれから御節料理と闘う日々が待っていて憂鬱だ。

その前にドライブがてら

神奈川県の真鶴でランチをしようと

車を走らせた。

色々アクシデントを乗り越えて無事にランチを済ませると奥さんが観光船があるのに気がついた。

しかも最終便に間に合うらしく

飛び乗ってみた。

そして貸し切り状態で出航!

カナリこじんまりとした船だった。

少し揺れるな?と思ってたら

外海に出たとたんとんでもない高波に襲われる事になった!

波の高さは目測で1メートルくらいはあったのではと思う。

いつも船に乗る時はデッキに出て

外の空気や海を感じるのだが

その場に立つ事も儘ならない!

外の景色を楽しもうと努力したが

あまりの揺れに奥さんと手を握り合って踏ん張っていた。

船内アナウンスで真鶴半島について

何か説明していたが全く耳に入って来ない。

波に船が乗りあげ落ちるを繰り返す。高低差は軽く1メートルを超えるアップダウンだ!

ある意味かなり船長さんは高度なテクニックを持っているのだろう!

スケジュール通りのコースを周り

港に向かってくれた。

何なら出航して直ぐに引き返してくれても良かったと思うのだが30分のスリル満点アクティビティを味わった。

何度も船がひっくり返るのでは無いかと思った。

内海に戻ると別世界の静けさが待っていた。

何度も海に投げ出された時のシュミレーションを頭の中でグルグルさせた。

真冬の海の中はどうにもならないだろうと思った。

せめて奥さんの手だけは離さない様にと強くにぎりしめていた。

結局、船長さんの見事な舵取りのお陰で無事に何事も無く丘に上がる事が出来た。

変なアドレナリンが出たのだろう

帰宅途中は二人でずっとお喋りしながら帰ってきた。

帰り道も何故か普段は使わない道を選んでしまいトンデモナイ峠を走る事になったが過去一大きな素敵な富士山を見る事が出来た。

トンデモナイない峠だったので

止まって写真を撮る事が出来なかったのが残念だった。

もう一度あの大きな富士山を見てみたいと思うが何処をどう走ったかわからない。

最近Netflix先生が勧めてくれたビューティフルライフを観た後の出来事だったからだろう!

奥さんが生きているだけで幸せだ。

今、生きている事に感謝いっぱいだ。