仕入れ備忘録R6.10.22(伊豆天城名産ワサビの茎)

伊豆市の天城や中伊豆はワサビの名産地だ、湧き水が綺麗でコンコンと流れ出る水場と言う表現がピッタリな場所!

ワサビはその辛味成分で他の植物を駄目にするらしい!何故かクレソンは辛味成分に強いようでワサビ田に同居している!

ワサビ農家の人にすればクレソンは雑草扱いでドンドン引っこ抜かれる。たまにお裾分けを頂くのだがワサビ田のクレソンはとっても美味しい!ワサビの辛さも持ち合わせている

東京でも春先になるとワサビの花が出回る様になる。

季節のものなので料理のお仕事をしていれば好んで使うはずだ。

伊豆市ではワサビの名産地なので

花ワサビはもちろんのことだが

茎ワサビと言うワサビの茎が年中販売されている。

多分、間引きしないとワサビが大きくならないのだろう!

茎ワサビはお土産屋さんなどで売られているワサビ漬けの材料になる。

酒粕などで漬けこんだものだ。

ワサビの花や茎を茹でる時に

ちょっと変わった料理方を使う。

普通のお野菜と同じく料理すると

色も香りも悪くなる。

完全に沸騰したお湯では茹でない!

茹でる時には塩も使うが砂糖も使う。

とにかく色と風味を一番に考えて料理する。

自分は茎ワサビのお浸しを色んなお料理に掛け合わせて使うのが好きだ。

ワサビの香りと風味と色合いが色んな食材と相性が良い。

牛肉のしゃぶしゃぶに混ぜても最高だと思う。

同じ伊豆の名産、原本椎茸の肉厚の物をスライスして椎茸と同じ歯応えになるアワビのスライスをさっとしゃぶしゃぶした物を一緒に漬け込む。