お料理備忘録R6.9.25(子持ち鮎の甘露煮)

本当に一気に涼しくなった!

暑がりの自分はとても助かる。

生きているのが楽になる。

今年の夏は何処に出掛けるのも命懸けだった!あまりにも暑くて動けなかった日も多い。

お祭りや花火大会が大好きな我が家だ!花火大会は観光地と言う事もあり、ご近所でバンバン花火があがる!田舎の花火は東京の様に何万発と言う数は上がらないが、とにかくデカい!そしてとにかく近い場所から見える!暑かったがとても楽しめた。

 

お祭りも沢山出かけた!電車に乗って乗り継ぎしながら平塚の七夕まつりとかも遠征した!三島のお祭りも電車で出かけて行った!

結果は、ただ暑さにやられ暑さの中で食欲もわかず、奥さんは熱中症の一歩手前まで行き沢山お祭りに挑戦した物のどのお祭りも全く楽しめなかった!

お祭りと言うものは何かの修行なのかと思わんばかりだった。

いや苦行だ!

田舎で暮らす様になり余裕ができたからこそ!

そして田舎で暮らして刺激の少ない生活をしているからこそチャンスがあれば奥さんと二人で仲良く夏祭りを楽しもうと頑張り続けた今年の夏だったが正に連戦連敗!

 

来年も暑かったら多分行かないだろう!

 

伊豆を流れる狩野川は鮎の友釣りと言う鮎をケンカさせて針に引っ掛ける釣りの発祥の川と言われてるらしい!

毎年!朝から陽が沈むまで川の中に佇む釣り人がいるのがお馴染みの光景だったが

今年は全く人の姿が見られなかった。

と思う!何故なら暑すぎて川沿いをお散歩する事が出来なかったから!

 

伊豆狩野川で鮎が釣れるので鮎料理もこの辺りでは有名だ!

鮎の串焼きなどお土産屋さん等で良く売っていたりする。

 

今年もあっという間に子持ち鮎の季節がやって来た。

稚鮎と言って小さい鮎の赤ちゃんから始まり若鮎と言ってシシャモみたいなサイズの大きさになり生鮎と言った大人の鮎が夏場に出回り、卵を抱えた子持ち鮎が出始めると秋を迎える。

 

子持ち鮎は焼くのも煮るのも手が掛かり技術がいる!知らない人が料理すると卵が爆発して弾け飛んでしまう!

上手に料理出来ると料理人としてマウントを取れる職人技の一つだと思っている。

こう言う昔からのお料理よりも美味しい料理が沢山ある時代だが、昔の料理人はこう言う料理を作るのが本当は好きなんだと思う。