お料理備忘録R6.11(狩野川産鮎の有馬煮)

伊豆を流れる狩野川!

鮎の友釣りと言う釣り方が生まれた川なのだそうだ!

自分は釣りが大好きだが

全く釣れない!

海に行って竿を振るが何故かわからんが全く釣れない!

鮎の友釣りはお散歩の途中で良く見かけるが自分では一度もやった事は無い!

狩野川でウナギ釣りは連れて行ってもらった事はある。

秋に獲れるモクズガニも狩野川名産だ!カニ籠を仕掛けるのもやった事はある。

いわゆる上海蟹だ!

狩野川は色んな物が獲れる。

なんなら川の恵だけでコース料理が出来る。

そんな訳で

鮎の有馬煮

昔ながらのお仕事なので

50過ぎたオジサンはつくるのが

とても楽しい。

丁寧に昔ながらのやり方で料理すると

とても時間がかかる。

まぁ時間がかかると言うだけなのだが

鮎は一度お酒とお酢の入った水で

ゴシゴシ擦り洗いをする。

水気をとってから塩をして一晩寝かせる

次の日に強火で表面を焼き、また一晩寝かせる。

次の日にお酢の入ったお湯で骨まで柔らかくなる様に煮る。

骨まで柔らかくなったら、また一晩お水につけて酢を抜く。

次の日に今度は蒸して余分な水分を抜く。

それからやっと味付けをしてコトコト煮込むのだ。

有馬煮なので山椒風味になる。

お汁が濁らないまま最後まで炊き上がると綺麗な味と姿になる。

上手に仕上がると、とても嬉しいお料理の一つだ!自己満足意外何者でも無い。

昔のお料理なので今のご時世もっと美味しいお料理が沢山あるので無理して時間をかける事も無いとも思う。

これはもうただの趣味かも知れない。

ちょっと違う料理感を出してあげたくて砂糖の代わりにハチミツを使っている。

そして隠し味にバルサミコ酢をガンガンいれてある。

ガンガン入れてるので隠し味では無いのだが

仕上げにオリーブオイルを振りかけたりもしてみた!

昔ながらのお仕事を必死で続ける50過ぎのオジサンの料理だ。