お刺身の盛り合わせ!
浜笛吹鯛、カマス炙り
そして本鮪の大トロ!
全て沼津の市場で手に入れるお魚だ
同じ静岡県の清水港は冷凍マグロで有名な街!シーチキンで有名なハゴロモがある。
沼津の市場でもマグロのセリがある。
お付き合いをしている仲買さんもマグロのセリは気合いを入れている。
豊洲市場に通っていた頃はマグロ専門の魚屋さんなど怖くて近づけなかった。お寿司屋さんならお金に変えれるチカラがあるだろうが、カウンターだけのお料理屋さんをやっていた自分のお店ではマグロ屋さんとお付き合いするのは難しかった。
配達をしてくれる総合鮮魚店も小さなお店を営業するには割高になるので
結局、豊洲市場を走り回ってお魚を集めるのが1番正しかったと思う。
なのでマグロを買うのは本当に大変だった。
西伊豆の戸田と言う街の漁船の中でマグロを追いかける船があるらしい。
遠くまでマグロを追いかけるそうだ!釣り上げたマグロは沼津の市場に持ち帰りセリになる。
それを仲買さんがセリ落とすのだ!
豊洲市場でもマグロのセリは有名でテレビで良く放送されているが沼津市場でもマグロのセリが行われている。
自分も毎日では無いがたまに仲買さんの後ろにくっついてセリを見学させてもらっている!
シーズン物の生シラスなどは船の上で獲れたてをセリにかける。
お料理のお仕事をしている者には市場はテーマパークそのものだ。
仲買さんもマグロを一本買いしてくる。
やはり赤身が1番売りやすいし人気なのだが大トロの部分は高くて中々売れない事もある!
そんな時はすぐに声を掛けて貰える!
豊洲市場では難しかった、お魚屋さんとの信頼関係を田舎暮らしで、やっと手に入れたのだ。
肉の塊の様だが腹上一番と言われる部分!
Google先生に聞けば分かるが小売価格で
200グラム9800円とか恐ろしい値段になっている!
1キログラムで50000円!
食べるダイヤモンドや!
仲買さんから買えれば、そんな値段にはならないのだが、それでもかなりな日本を代表する高級食材!
普通はマグロをざっくり切り分けるので赤身や中トロなどの色んな部位が混ざるのだが、今回買ったマグロは
腹上一番のみ!とんでもない代物だ
こんな極上大トロのサクは大興奮だ!東京でお仕事していた頃には考えられない贅沢!
伊豆で暮らしている事に感謝だ。