お料理備忘録R6.10.23(脂ノリノリのお魚だけのお刺身盛り合わせ)

お刺身の盛り合わせ。

今回はいわゆるトロの部分だけの盛り合わせになった。

魚の腹側だ!

腹側は脂がのり背中側は歯応えがある。

北海道産の10キロ越えのブリが買えた。

そもそも自分の若い頃には北海道ではブリがいなかった。

ブリと言えば富山のブリが有名だが

今は北海道のブリはとても良い。

温暖化の影響は間違いないだろう。

ブリは普通に寄生虫が多い魚だ。

気持ち悪いと思うかも知れないがごく当たり前の事だ。

北海道のブリには寄生虫が少ない。

とてもありがたい。

一本買いでお魚を捌いて寄生虫だらけの時は泣けてくる、これだけは捌いて見ないと分からない。

養殖の魚には寄生虫はつかない様になっているらしい。

餌や環境に工夫があるのだろう。

最近の養殖のお魚は昔に比べてとても美味しく安全だ!

プール育ちのフグやヒラメが有名だ

流石に一本は使い切れないので半分だけ売ってもらった。

半分にすれば安心なのもある。

寄生虫の判断ができるからだ。

お刺身で使いきれない分は直ぐに焼き魚様に仕込む。

味噌漬けや粕漬けが美味しい!

ブリと言えば照り焼きなのかもしれないが。

血合いの中落ちだけでも立派なお料理になる。山椒煮にすると高級っぽい味わいになる。血合いだけでも脂があり美味しい。

新鮮なブリは血合いも生臭みが少ない。

カマはやっぱり塩焼きが最高だ。

炎があがるほどの脂だ。

天然ものはこの脂の美味しさが上品なのだ。

大きなカマを食べ切っても50歳過ぎたおじさんの胃袋にも負担が少ないのが嬉しい。